これから心理学を学ぼうとする方へ |
これから心理学を学ぼうとする方へ
この話は臨床心理士を目指す方が対象ではありません。
所謂、心理カウンセラーと呼ばれる民間、協会資格のことで
精神科医の話ではありません。
まず私も混乱していたのですが、
『心理学』って辛い悩みを解決してくれるものなのだと思っていましたが
実はそれは『心理療法』というモノで『心理学』の中から生まれた
技法、理論なんです。
そしてこの話を書くのには誤解を解きたいという思いがあります。
私が心理学を学び始めた(独学で)のは2012年からなのですが
心理学を学び始めたと周囲に伝えてみたら、
『あいつ、終わったな・・・』
と言われました。
(陰口でも、面と向かっても)
私も昔はそのような偏見を持っていたので
(まぁ仕方がないな・・・)
なので、ちゃんと『心理学(サイコロジー)』、『心理療法(サイコセラピー)』を学ぶ
必要があると思った次第であります。
では『心理学(サイコロジー)』と『心理療法(サイコセラピー)』を説明していきましょう。
心理学(サイコロジー)って? |
調べると難しい言葉がいっぱい並んでいますが要約すると、
『行動や意識を研究する学問』
ということです。
フロイトやユング、最近ではアドラーなどが有名ですね。
心理療法(サイコセラピー)って? |
心理療法(サイコセラピー)と調べてみると、
物理的な科学的な手段に拠らず、対話や訓練を通して
認知、情緒、行動の変容をもたらすことで精神的健康回復、維持を
図ろうとする技法や理論のこと
だそうです。
この心理療法には『クライアント中心療法(傾聴など』』や『ゲシュタルト療法』
などがあります。
簡単に書くと、人の話をちゃんと聴くとか立場を変えて客観視するなど
悩みを解決するための技法なんです。
なのでアロマセラピーやマッサージのようなものは心理療法とは別のモノだということなんです。
(リラックス効果などセラピーとしては別カテゴリーという意味です)
なぜ怪しく感じるのか? |
なぜ怪しく感じるのか?
1.心理というと目に見えないので怪しい?
2.精神という文字が怪しげな感じ?
3.人をコントロールする道具?
4.隠しておきたい心が見透かされる?
5.心を病む=弱い人
他にもあるかもしれませんが、少なくとも私はこのように思っていました。
『自分には関係ないこと』
そのような思いも拒絶とまでは言いませんが受け入れがたいもの
であるとしているのではないでしょうか?
また、精神的なモノを病気と捉えると違うとらえ方をされがちで
病気=薬などによる治療を想像するのが容易でありこれもまた
誤解を生じやすくさせているのかもしれません。
それ以外にも、セミナーと称したよからぬ事件も誤解を生むのに
拍車をかける様な出来事も起こっているからだと思うのです。
それに昔から弱音を吐くな、頑張ればなんとかなるという根性論を
子供の頃から植え付けられてきた私たち同世代は悩みを持つことが
弱い、悪いをイメージしそれらを隠そうとしてきたのだともうのです。
そんな自分を見せたはいけない
そんな自分は恥ずかしい
このようなモノが心の奥底にあると無意識に抵抗を生んでいるのかもしれません。
心理学、心理療法=生きる知恵 |
心理学、心理療法は生きる知恵
ほとんどの人が事後処理と考えてしまいますが、実はそうではなく事前予防や
対処療法にもなり、悩みや苦しみを解決するためだけで活用するにはその効果の
半分にも満たないものなんです。
実際には悩んでいるときに使う技法が多いのですが
ビジネスシーンでも日常でも本当に役立つ技法がたくさんあるんです。
逆に日常で使えない技法なんか特別な時に使えるわけがないんです。
例えばウォルト・ディズニーは3つの部屋というモノを使って
アイデア出しをしています。
これはゲシュタルト療法のエンプティ・チェアという技法と同じことをしています。
それ以外にも話を聴き方は、人間か関係を構築する、改善するのに
最適な技法もあります。
コミュニケーションが円滑になることで、親子、男女、仕事面で
優位に働くとしたら誰もが喜んで学ぶと思うのです。
それゆえに、心理学や心理療法は治療のためだけではなく、
よりよく生きていくための知恵がたくさん詰まっているのだから
生きていくための知恵として受け入れればいいんです。
最後に・・・ |
もしこれから心理学・心理療法を学びたいと考えている方は
生きていく知恵を学びに行くと思ってください。
もしかしたらもうすでにその知恵を手に入れているかもしれませんけどね。
私もカウンセリングやっています!
生きていくためのモノを一緒に探すお手伝いしています。
最後までお付き合いくださいまして、ありがとうございました。
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