絵本を描いてみよう② |
今回の話は絵本を作りましょう!
ということで進めていきたいと思います。
もくじ 1.絵本を作ってみませんか? 2.誰でも簡単に上手に絵を描く方法 3.自分で作った絵本の意味は? 4.まとめ |
2.誰でも簡単に上手に絵を描く方法 |
今回はとびっきりのお話になります。
これを教えてしまうと・・・という内容も含まれています。
ですが、この記事を読んでいただいた方へのプレゼントとしたいと思います。
さて、絵本を描いてみようと題しているので絵にまつわる話をしなければなりません。
そもそもなぜ絵を描くのを苦手としてしまったのか?から進めていこうと思います。
みなさんは絵を描くのが得意ですか?
と質問すると『No!』と答える人がいるので、
みなさんは絵を描いたことがありますか?
ありますよね?
続きます。
その絵で嫌な思い出がある?
大体は笑われてしまったというのが強く残ってしまい
絵を描くと笑われてしまう恐怖があるのではないでしょうか?
私も昔個性的な絵を描く人を笑ってしまいました。
(絵は個性です)
今では恥ずべき行為だと強く思っているのですが、その考えが変わったきっかけが
パステルシャインアートを習ったときに江村信一先生はどんな絵もその良さを見つけ
その絵のすばらしさをフィードバックしていたんです。
正解不正解ではなく、その表現された絵そのものを見ていたんですね。
そしてその後に出会った言葉があります。
『芸術に答えはない。答えがあるものは作業である』
その人の世界観を表しているのにそこに正解が存在するわけがないんです。
それを表すエピソードがあります。
あるとき、妻(個性的な絵を描く)が子供に絵本(オリジナルストーリー)を描いて
読み聞かせをしていたんです。
子供たちはその絵を馬鹿にすることなく、今でもその思い出を語っているくらい
心に残っているのです。(現存していませんけど)
もしそこに正解不正解が存在したのであれば子供たちはそれを今でも
覚えていたでしょう。
けれど、子供たちの心には一緒に作った絵や話の思い出が色濃く残り
そしてそれを今でも楽し気に話す良い想いでとして残っているんです。
なのでどんな絵もOK!
で終わってしまったらとっておきのプレゼントができないので
ここからが本題に入ります。
① 全体の形をとらえる |
まずは馬を描いてみます。
このように描きたいけれどこのような形で動物を描く人がいます。
が、この形を描く人は全体像をとらえているので少し手を加えると見違えるような絵に代わるんです。
では、その少し手を加えてみますね。
こんな感じで少しだけ線を描き込んでいます。
特に注意してほしいのは、
奥行が生まれると立体感が出てきてよりいい感じの絵に代わるんです。
細かいところを描いて進んでいくとどうしてもバランスが崩れてしまって
いびつなものになりやすくなります。
大体こんな感じな枠で描いてみて次に細かなところを描いてみる
(モンサンミッシェルを描いてみました)
何事も大枠から見ていくというのがコツというものです。
② 一筆書きをしない |
この馬の絵を見ていただくとわかるのですが一筆書きだと
線が曲がったりバランスが悪くなるので下の絵のように
複数の線で表現をしていくと味のあるものに変わります。
③ トレーシングペーパーを使う |
トレーシングペーパーは読んで字のごとくなぞるんです。
描きたいものの写真を鉛筆でなぞって画用紙に転写するのですが、
PCだと写真にレイヤーをかけてなぞったり、機能を使って
線画を作ってその後描き込みをしていくんです。
①、②は写生で③は転写です。
見て描くか、写真や絵をなぞって描いたものを転写するかです。
自分が描きたい風景などをプリントしてトレーシングすると
よほどへそ曲がりではない限り全く違う絵が出来上がることはありません。
この天使はトレースしたものです。
トレーシングペーパーは100均でも買えますので
ぜひ一度お試しください。
今回記事にした内容はこちらの講座でも一部紹介させていただいています。
さていよいよ絵本を作るという話になりますが
それは次回のお楽しみ。
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