相手に伝わる 上手な話し方③ |
もくじ 1.前回のおさらい 2.話し上手、聞き上手 3.相手に伝わる上手な話し方 |
前回の記事はこちらから(リンク)
1.前回のおさらい |
私が考える話し下手、聞き下手とは
・思い込み(ラベル貼り、レッテル付け)
・相手の話を聞こうとする前提がない。
・話す側も相手が聞くべきだというスタンス
・会話はキャッチボールであってドッジボールではない
今回は相手に伝わる上手な話し方の本題に入っていきます。
2.話し上手、聞き上手 |
話し上手、聞き上手は相手を想う心が重要とお伝えしました。
けれどこの説明だとノンバーバル・コミュニケーション
つまり言葉を使わない心を汲むに逆戻りになってしまいます。
そのため、先読みしすぎるという失敗が発生します。
・途中まで聞いてわかった気になる
・皆まで言わずとも理解してくれる
こんなミス・コミュニケーションを無くすためには
話し方、聞き方の両方を学ぶ必要があるんです。
そして話し上手、聞き上手の共通点があるんです。
聞き上手の共通点
クライアント中心療法の技法で聴いている
・伝え返しやまとめ、言い換えなど(うなずきなども)
相手に体を向け聞く体制にもなっています。
(よそ見をしている人は聞く気はあまりないと思います)
忙しい人は、
『少し待ってもらえる?今これをやっているから
あと5分したら聞かせて。』
などや、話しを聞く時間を作ろうとします。
話し上手の共通点
・I(アイ)メッセージで伝え返す
感謝・予防・救助の3つを上手に相手に伝えます。
自分がどのような状態でどのようにしてほしいのか
相手を責めるのではなく相手に伝えます。
そして否定せずに一度受け止めてから
自分の意見を述べるのが話し上手、聞き上手の
共通することなんです。
3.相手に伝わる上手な話し方 |
話し方のテクニックは世にたくさんあふれています
・結論から先に言う
・3の法則で3つずつにまとめて話す
・権威やデータを使う
・ロジカルシンキング
どれもやってみる価値はあります。
が技法に踊らされず絶対に外してはならないものがあるんです。
聴くときは、
『わかったつもりにならないで、わかろうとする』
話すときは、
『決めるのは相手の権利』
コミュニケーションでうまくいかないのは
『拒絶』
を感じてしまうときなんです。
どんなに早口でも、そんなにマイペースでも
相手に『拒絶』されたと感じた瞬間に
その関係はひびが入ってしまいます。
一旦受け止め受け、取りやすく投げかける
言葉やテクニックを超えたその先にある
相手を思いやる気持ちが話し上手、聞き上手に
育てていくんです。
最後に。。。
上手になろうとするよりも
相手を想って話す、聴くを
心がけましょう。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
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