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自分いじめを卒業する

自分いじめを卒業する

~自分を癒す習慣化~

 

上の絵は実際にあった話です。

 

日常に出会う場面かもしれませんが

これを毎回(ほぼ毎日)やられて壊れ始めました。

 

自分の物差しに合わないと相手をぶっ壊すまで否定し続ける

そんな人がいます。

 

悔しいことに相手はこちら側のことなど一切思うこともなく

次の瞬間から別のことを考えています。

 

攻撃を受けた側はその言葉によって自分を攻撃し続け

自分を痛めつけるような状態になってしまうことがあるのです。

 

 

今回は自分いじめで自信を無くしたり自己否定をし続けている

そんな負のスパイラル脱却を私が経験した体験をもとに

お伝えしようと思います。

 

もくじ

1.自分いじめの構図(洗脳の仕組み)

2.自分いじめからの脱出

3.自分で自分を癒す習慣化

 

1.自分いじめの構図(洗脳の仕組み)

 

なぜ自信喪失から洗脳の話をするかというと、

洗脳のプロセスと自信喪失のプロセスが類似している

と気づいたからなのです。

 

言い換えるとマイナスの自己暗示をかけている

とも言えるのです。

 

ここからは簡単に洗脳のプロセスを紹介しようと思います。

 

・同じフレーズの繰り返し

 

いわゆる刷り込みというやつです。

『xxするのが当たり前』

『お客様は神様です』

聴いたことがあるフレーズですよね?

繰り返し聞いているとそれが当たり前、そうしない自分が悪い

こんな感じになっていくんです。

 

このように刷り込まれてしまう人がいる事例として

この言葉によって問題が発生していることがあります。

ある店舗で客が店員に土下座を強要するということが起きましたが

店員は客の言うことを聞かねばならない

客は神様なんだから何をしてもいい

 

とはならないですよね?

 

第3者の手によってもたらされるほかに

自分自身でそこに追い込んでいってしまう恐れがあります。

 

・徹底した否定

すべて否定します。

人格からすべてダメ出しをしてなぜダメなのかを

相手に考えさせます。

 

ダメなことを認めさせるためにダメなことを考えさせるために

そうしているんです。

 

答えを言えばそれを否定したりダメな部分(として挙げたこと)を

だからダメなんだよと肯定をしてさらに追い込みます。

 

否定する→肯定する(ダメな部分を)これを繰り返して

相手の価値観などをぶっ壊します。

 

・睡眠妨害、疲労させる

寝ていない、疲労困憊こんな状態で冷静な判断なんかできません。

 

 

サラリーマン時代に4時間ラインが止まったら出勤といわれていました。

深夜、休日ほぼ24時間営業・・・

 

ふたを開けてみれば2時間以上かかる場合は連絡と

なので毎日2時間おきに携帯が鳴る始末。

 

そうしなければ叱責され上記に書いたような

否定、刷り込みのオンパレードだったんです。

 

 

2.自分いじめからの脱出

 

実はきっかけが第3者だったかもしれませんが

洗脳状態を長引かせているのは自分自身なのかもしれません。

 

人は自分が正しい(間違っていない)としなければ今のアイデンティティが

崩れてしまいその恐怖から逃れるためにはたとえ間違っているかもしれないけれど

自分を正当化しようとする気持ちが前面に出てしまいより硬くなってしまっている

かもしれません。

 

私の場合、うまく対処できない自分を責めて責めて責め抜いていたとき

元部下の死がきっかけでふと目を覚ましたのですが

『このまま死んじゃったら悔しいしか残らない・・・』

そんな思いが湧いてきたんです。

 

そこから今までの自分のしてきたことに疑問が生じ

そんなことをしなくてもいいんじゃないかと思い始めたんです。

 

・質問してみる

 

質問は単純で複数こたえられるものがいいんです。

Yes or Noではなく考えることが重要なんです。

 

・その考えをもって10年後どのような幸せが手に入るのか?

・3日後に死んでしまうとしたら今のことを続けているか?それはなぜか?

 

このときに私は自分自身に失礼な生き方をしていると思ったのです。

何のために自分をいじめて生きているのか?

この生き方は自分が可哀そうだと気付いたのです。

 

・他人の話に耳を傾ける

 

アドバイスくれる人がいるけれども渦中にいるときは

その言葉さえ聞き入れなくなります。

 

言葉を聞くのではなくその人が心配をしてくれている

ということに目を向けそしてその話している言葉を

思いやる気持ちがあることを前提で耳を傾けてみるのです。

そうでない場合はちゃんと聞き分けることができるので

心配はいらないんです。

 

他人の話を聞こうと意識を向けたとき

自分いじめから脱出が始まっているんです。

 

・ロジカルに考える

 

論理的に自分を振り返ってみることも必要です。

そのためには事実を列挙すること。

思い込みや感情を抜きにして実際に起きたことだけを挙げてみるのです。

 

自分いじめには事実に目を向ける前に思い込みで色を付け

その思い込みを立証するための証拠を思い込みで集めます。

 

そのため、

『やっぱりxxだよね』

とさらなる洗脳状態に入って行ってしまうんです。

 

物事を検証するには事実に基づき、反証する材料も同時に調べ

そしてそれは事実か否かを見極める必要があるんです。

そうするとほぼ思い込みだったことが浮き彫りになって

(あれ?なんか変だぞ???)

となっていくんです。

 

 

3.自分で自分癒す習慣化

 

俗に自分を責める人は鬱になりやすいといわれています。

 

自分を過度に攻撃してしまうというのもあるのですが

自分に意識が向きすぎているからだともいえるのです。

 

また、他人に気を遣うのも長けているので

それならばその点を逆手にとって自分を癒す習慣を作ってしまえばいいのです。

 

・キャンディキャンディのうた

 

『そんなときこういうの、鏡に向かって~♪』

名言セラピーのひすいさんの講座の中で他人に向かって言う言葉は

自分に言ってていることと同じなのだそうです。

 

実際に毎朝鏡に向かって自分に褒め言葉を言っていたら

その言葉通りになっていったという話もあるくらいなのですから。

 

エンプティチェアという技法もありますが

目の前に人がいた方がイメージつかみやすいし

目の前にぐったりした人(自分)がいるのだから全力で

応援してあげましょう。

 

・天才バカボンのうた

 

『これでいいのだ!』

口癖は前述したように洗脳(暗示)には最適です。

暗示文の構成は少し違いますが、短く繰り返すことが重要で

何があっても、

『これでいいのだ!』

ということが大切です。

 

・男達のメロディー

 

この歌はTVドラマ 俺たちは天使だの主題歌(40代以上の方はご存じで)で

『運が悪けりゃ死ぬだけさ~』で有名なのですが、

 

歌詞の中に、

Pick up your head throw away your blues

(顔をあげて憂つを捨てよう)

The more you give babe the less you lose

(多くを人に与えれば、それだけ失うものは少なくなる)

 

自分いじめをしていないで誰かに(身近な人でも)与えること

自分だけに集中しないで(他人に与えすぎないで)いることだと

思うのです。

 

 

一度の人生なのだからせめて自分を大事にしないと勿体無い。

 

最後までお読みいただき

ありがとうございました。

 

オカダ シュウイチ

 

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相手に伝わる上手な話し方①

相手に伝わる

上手な話し方①

 

 

もくじ

 

1.はじめに・・・

2.聞き上手は話し上手?

 

1.はじめに・・・

 

日本人は言葉よりも相手を慮って

心を汲むという習慣があります。

ノンバーバル・コミュニケーション(非言語交流)はアジア圏で多く

バーバル・コミュニケーション(言語交流)は欧米、欧州が主となります。

 

言葉で気持ちを伝えることが少ない日本人は話すことも

聞くこともそのため苦手になってしまったのかもしれません。

 

なので心を汲んだつもり、相手はわかっているだろうという

意志の齟齬がしばしばトラブルのもととなってしまいます。

 

そこで今回お伝えする内容は相手に伝わる上手な話し方です。

 

 

聞き上手は話し上手なんて言葉がありますが

なぜ聞き上手が話し上手なのでしょうか?

 

私もはじめは話すことも聞くことも下手くそで

非常に苦労しました。

 

そんな苦労して会得した話し上手聞き上手の方法をお伝えしようと思います。

そもそも『話す』といっても

・1対1で話す(言葉のキャッチボールというやつ)

・大衆の面前で話す(一方的に話すスピーチ)

・グループで話す(意見を交わす)

このように分かれるのではないかと思うのです。

 

今回の話は1対1とグループで話すにフォーカスしています。

(スピーチは別の機会に)

 

2.聞き上手は話し上手?

 

さて、聞き上手は話し上手というのは本当なのでしょうか?

例えば、落語のように面白くわかりやすく話をしてくれる人がいたとします。

会話の割合が8:2でほぼ話しっぱなしの場合この方は話し上手は聞き上手でしょうか?

実はこれだけでは判断できないんです。

時と場合によってはこのような起こりえるからなので

もし2人きりでいて何も会話が弾まない無言状態だったとしたら

この方の評価は変わるはずなんです。

 

ではこれとは逆に聞くだけで何も言わない場合

聞き上手は話し上手でしょうか?

 

これもまた状況によって大きく変化します。

カウンセリングの技法ではほぼ聞き役になり

話すことは2:8くらいに変化します。

 

つまり、シチュエーションによって変化するのですが

この際にうまく対応できないときに話下手、聞き下手の

状況に陥ってしまうことがあるんです。

 

 

私の経験ですが、

人前で話すのがとても上手な上司がいました。

けれどその方は人の話を聞こうとしない人なんです。

 

話の途中で、勝手に合点がいったようで切り上げてしまいます。

そんな方とのコミュニケーションはストレスがたまる一方で

この人とは本音を話すことができない!

と思い薄っい上辺だけの会話をするようにしていました。

 

なので肝心なことも必要最低限でしか話さないので

相手もそれを思って疎ましく思っていたのではないでしょうか。

 

 

だから相手に投げかける言葉は非常に不愉快なものが多く

顔は薄ら笑いを浮かべて同意したような言葉で反応し

心では嫌悪しか残らないようなものでした。

 

 

こんな意味のないコミュニケーションは疲れるので

さっさと捨ててしまえばいいのですが

相手がいることなのでそこが困難といえるのかもしれません。

 

 

ですが、そんな場合でも相手にうまく伝える方法を

してきたのでもしこのような場面に遭遇している方や

そのような場面に遭遇したときに使える方法があると

そこまで苦労せずにいられることを知っていてもらいたいと

思っています。

 

 

ではさらに突っ込んだ話をしていこうと思いますが

続きは次回のお楽しみ。

 

 

最後までお読みいただき

ありがとうございました。

 

 

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自分の強みを知る3つの質問②

自分自身の強みを知る 

3つの質問 ②

 

 

前回の記事はこちらから

 

またまた質問です、

自分の強みはどのようにして手に入れましたか?

今回はあなたの強みを手に入れるプロセスについてお伝えします。

 

 もくじ

1. なぜ自分を客観視できないのか?

2. 弱点は強み?

3. 自分の強みを知る3つの質問

4. まとめ

 

2. 弱点は強み?

 

今は受け入れていますが、私の強みはリーダーシップのようです。

けれど、人の前に立って先導するなんてことは好きではありませんし

やりたくないのが本当なんです。

 

 

心理の講座受講中グループディスカッションがあるのですが

それを先陣切手発言するのですがそれは最初には答えが無いので

気楽な立場で口火を切れるんです。

 

最初に気楽な意見を聞くと後が楽になるっていうのもありますが

殊勝な心持をもってそのようにしているわけではないのです。

それに他人を引っ張る力なんてありませんからね。

 

雑な部分が多いからそれを隠すために一歩引くことや

他人に伝えてしてもらうのが苦手だから自分で動いているんです。

 

 

が、そんな自分の弱みが他人によっては強みとして

見られることがあるんです。

 

 

また、サラリーマン時代に米国外資系に勤めていましたが

英語がからっきしだったので首になりたくないし減給も

降格にもなりたくないから必死で勉強しました。

 

気づいたら話せるようになっていたんですけどね。

 

でも自分ではまだまだまだという気持ちがあるので

英語は今でも苦手意識があるんですが、他人から見たら

英語が話せる強みがあるとみられるのです。

 

子供の頃は勉強をしないのび太のようなだらしのない子供だったので

サボればまた元に戻ってしまう弱い自分がいるからそれをばれないように

必死になってやってきただけなんです。

 

 

そこでふと気づいたのですが、

自分が嫌で仕方がない業務、苦手なモノそれらを何とかしようと

(克服できないから何とかするという気持ち?)

必死になっていることが自分を助けてくれて、またそれが仕事になっていたり

それを頼ってくれる人がいたんです。

 

 

長年勤めていた会社内の経験はもちろん自分の強みなのですが

その会社を辞めた後に一番役に立ったのが

 

自分の弱み

嫌なこと

 

だったんです。

 

 

得意なことを強みとしていたのですが

(もちろんそれも強みの一つ)

ネガティブなモノたちが自分を支えている!

と気づいたとき隠されたお宝が輝き始めたんです。

 

 

天才コピーライター ひすいこたろうさんは

 

『最高のギフト』

 

と言っていました。

 

 

 

すぐには目につかないけれど、陰になっている場所に

そっと置かれているそのギフトに気づくと自分の

強みが見えてくるんです。

 

 

次回へ続く。

 

 

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自分自身の強みを知る3つの質問

 

自分自身の強みを知る

  3つの質問 ①

 

 

突然ですが、

自分の強みを3つ以上挙げることができますか?

 

サラリーマン時代に採用面接を含めて延べ400人近くの方と面接面談をしてきました。

 

また退職後は100何十人の手相を拝見してきて気づいたのですが、

その方の強み、セールスポイント(自己認識)を持ち合わせている

のにもかかわらずそこに気づいていない場面に遭遇することが多々ありました。

 

 

私も20数年勤めた会社を辞めたあと、再就職のために職務経歴書を書いた際

過去どのようなことをしたかを書くことはできたのですが

それが自分の強みと受け入れていなかった記憶があります。

 

 

他人に教えられて自分の強みに気づくことの方が多かったのです。

 

 

そこで私もその点では苦手な方なので、良し悪しを抜いた自分を客観的に見る

3つの質問をお伝えしたいと思います。

 

 

特に自分探しをしても見つからない方必見です。

これから面接など自己紹介などにも使える内容だと思っています。

 

 もくじ

1. なぜ自分を客観視できないのか?

2. 弱点は強み?

3. 自分の強みを知る3つの質問

4. まとめ

 

 

1. なぜ自分を客観視できないのか?

 

まずはじめに、ジョハリの窓というモノがあります。

これはコミュニケーションを円滑にするフレームワークとして活用されていますが

もしあなたが無人島にいたのであればこの窓は全く無視してください。

 

人と関わらないということで未開の地、無人島にいる人に他者とのかかわりを解いても

仕方がない話となってしまいます。

 

 

そもそも自分の強みをと考えるときは他人の中にいる場面ではないでしょうか?

また、そのような場面は面接だけなんて思っていませんか?

(面接のときに自分探しをしていたら手遅れですけどね)

 

私が考えるに、会社では面接以外にプロジェクトで人選をする場合やグループで活動する際に

その強みが発揮されるのだと思うのです。

 

また人間関係にも大きく作用しているとも考えています。

 

ということで、まずはこの図をご覧ください。

 

 

自分探しをする人はこのジョハリの窓でいうところの『未知の窓』を

追い求めているのではないでしょうか?

 

誰も知らないのということは自分も含まれているので

もしかしたら何もないのかもしれません。

 

つまりここには客観的な要素がないため探しても見つかるわけがないのです。

 

 

この『未知の窓』は新たな人との出会いが発見の手掛かりになるかもしれませんので

その場にいても見つからないからここの探索は後回しにしましょう。

 

 

次に、『秘密の窓』これが厄介で、

 

(本当は・・・)

 

隠しておきたい恥ずかしい過去の出来事、

嫌われてしまうかもしれないという思い、

他人と比べると自分なんて・・・

 

というネガティブな発想が強い場合、自分の良さや強みを

主観的にしか見れなくなり何をしても評価の低い点をつけ

自分を貶めているでしょう。

 

なぜこうなってしまうのか?

 

 

一つには育ってきた環境で、我々日本人は特に謙虚を美徳として

自分を蔑むとまではいかないのですが良い点を持っていることを

他人に伝えることを『恥』として教育されているからではないでしょうか?

 

学校でも親にも自分のセールスポイントをうまく伝えられていない

(というかその方法がわからない?)

のではないのでしょうか?

 

 

もし恥ずかしいということではなく、自分を表現するということが

できたとしたら、周りもそれが当たり前だと受け入れているとしたら

自分の強みを見つけ、受け入れていけるのではないでしょうか?

 

 

そんなことをしている動画がいかにあります。

 

この動画に出会ったのは日本メンタルヘルス協会講座の中でした。

 

 

香葉村真由美先生はメンタルの卒業生で、先生が体験したことがきっかけで

このキラキラ朝礼をするようになったそうです。

 

 

動画の中で子供たちは朝礼をすることで変わったことを発表します。

それは自己認識、自己受容を高め、最初にお伝えしたジョハリの窓の

『開放の窓』を広げるのだと思うのです。

 

 

この『開放の窓』を広げるには客観視をするために

恥という概念を、持っているモノを数えるということに

シフトチェンジする必要があるのです。

 

まずは主観でもいいので『あるもの』をただ書き出す

そんなところから始めていくのです。

 

 

次回へ続く。

 

 

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