相手に伝わる 上手な話し方② |
もくじ 1.前回のおさらい 2.話し下手、聞き下手 3.よくある失敗例
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1.前回のおさらい |
日本人は言葉よりも心を汲む文化であるということ
『話す』は、
・1対1で話す(言葉のキャッチボールというやつ)
・大衆の面前で話す(一方的に話すスピーチ)
・グループで話す(意見を交わす)
3つに分かれる。
スピーチが上手だとしても相手を軽んじた会話は
うまくいかない。
ということでした。
2.話し下手、聞き下手 |
私が考える話し下手、聞き下手とはいったいどのようなことなのか?
まず話すのが下手というのは思い込み(ラベル貼り)だと思うのです。
そこには相手の話を聞こうとする前提が存在しません。
なぜなら、聞く側が話す方が自分の正解で話さなければ
他の人がわかりやすく聞きやすくてもNGなんです。
けれど、話す側も相手が聞くべきだというスタンスは
いつまでたっても平行線になってしまいます。
そのため同じ日本語を話しているのに全く通じなくなります。
実際に体験した例で話していこうと思います。
サラリーマン時代にトラブルの報告で言われたひとこと
トラブルの報告を時系列で詳細に伝えていたら
上司:
『何を言いたいのかわからない、
全部報告しないで要点だけ伝えて』
こんなことありませんか?
慌てているときや回数が多くなければいいけれど
このやり取りが毎回であるとお互いに
『話し下手、聞き下手』
のレッテル貼り付けあうことになるんです。
無駄話する程度で気を使う必要はないけれど
気を使う場面で気を使わないからこんな問題が
発生しお互いに譲らないから解決しないんです。
どんなに美辞麗句を並べても
相手を想う気持ちが皆無では成り立たないということなんです。
だから会話はキャッチボールで相手のとりやすいところに
ボールを投げるからしっかりと受け取ってくれるんです。
気づいたらドッジボールになっていることなんて
なっていませんか?
3.よくある失敗例 |
話し上手、聞き上手は相手を想う心が重要とお伝えしました。
けれどこの説明だとノンバーバル・コミュニケーション
つまり言葉を使わない心を汲むに逆戻りになってしまいます。
そのため、先読みしすぎるという失敗が発生します。
・途中まで聞いてわかった気になる
・皆まで言わずとも理解してくれる
こんなミスコミュニケーションを無くすためには
話し方、聞き方の両方を学ぶ必要があるんです。
では、上手に相手に伝わる話し方とは?
次回へつづく。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
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